回復期リハビリテーション病棟(3B病棟)

チーム医療で「できる」を引き出す365日リハビリテーション
その人らしく生き生きとした生活の可能性を追求します

石川県済生会回復期リハビリテーション病棟(3B病棟)の特徴

  • 多職種が協働して、患者さんの日常生活に必要な生活動作の獲得や社会生活への復帰へのお手伝いを行ないます。
  • 患者さんの持てる力を活かした生活を、患者さん・ご家族さんと共に考え対応させていただきます。
  • 地域の急性期病院、退院後の地域の医療機関、医療者との連携をとり、退院後も安心して地域で生活できるようサポートします。
  • 安全な医療を心がけます。

チームで支えるリハビリテーション

回復期リハビリテーションをご利用いただける対象の方

  • 脳血管疾患、脊髄損傷、頭部外傷、くも膜下出血のシャント術後、脳腫瘍、脳炎、多発性神経炎、多発性硬化症の発症もしくは手術後
  • 高次脳機能障害を伴った重症脳血管障害、重度の頚髄損傷・頭部外傷を含む多発性外傷
  • 大腿骨、骨盤、脊椎、股関節、膝関節の骨折もしくは手術後
  • 外科手術または肺炎等の治療時の安静により廃用症候群を有しており、手術後または発症後
    ※発症から1~2ヵ月以内であり急性期の治療が終了し全身状態が安定している方

相談窓口

リハビリテーション科医師、医療ソーシャルワーカーにご相談下さい。
他施設からのご希望の方は、主治医とご相談の上ご相談下さい。
来院される方は、事前にお電話でご相談下さい。

TEL:076-266-1060
FAX:076-266-1070

回復期リハビリテーション病棟での一日の過ごし方

6:00 起床・着替え・洗面・歯みがき・ひげ剃り・お化粧・健康チェック
8:00 朝食(基本食堂にて召し上がっていただきます。)
8:45 個別リハビリテーション・入浴
12:00 昼食(基本食堂にて召し上がっていただきます。)
13:00 健康チェック・個別リハビリテーション・入浴
18:00 夕食(基本食堂にて召し上がっていただきます。)
20:00 着替え・歯みがき就寝の準備
21:00  就寝

リハビリテーション室だけではなく、病棟での一日を通して、患者さんに合った日常生活動作の獲得を目指しています。

リハビリテーション

理学療法

理学療法では、筋力・バランス能力・持久力などの身体機能の向上を図り、歩行または車椅子での移動動作や日常生活の自立を目指します。
その人らしい生活を安心・安全に送るための提案を行います。

作業療法

作業療法では、生活する上で必要な食事・排泄・入浴等身の回りのこと、仕事・家事・余暇活動等、その人それぞれが必要とされる様々な活動が行なえるように、患者さん・ご家族と目標を共有しながら、自立した在宅での生活を目指します。

言語療法

言語聴覚士は、言いたい言葉が出てこない、声が出にくいなど話すこと(言語)や、食べ物がうまく飲み込めずむせてしまうなど食べること(嚥下)に対する専門的なリハビリテーションを行ないます。

個別リハビリテーション

当院では、退院に向けて安心して在宅生活が過ごせるように、その方に合ったプランを立てて練習していきます。また、生活に必要な福祉用具の選択や家屋改修を提案し、ご家族への介護指導も行います。
退院後に必要な介護・福祉サービスについては、ケアマネージャー等と協議して、よりよい生活のサポートをします。

家屋訪問

その方の生活の場に訪問し、どのような工夫が必要か、患者さん、ご家族、在宅スッタッフと相談して退院後の生活を考えます。

各種講座

在宅生活に向けて、今後の再発予防、よりよい生活を送っていただくための各種講座を行っています。

訪問看護ステーションとの連携

済生会金沢病院訪問看護ステーションとも連携しています。

訪問看護ステーションについて