令和元年度 石川県済生会金沢病院 病院指標

当院の内科は、循環器内科、呼吸器内科、腎臓内科、糖尿病・内分泌内科から成り立っています。
誤嚥性肺炎の患者さんが最も多く、80歳以上の高齢であり、平均在院日数も全国平均より長くなっています。
その他、心疾患のカテーテル検査や治療の患者さんも多くなっております。
一般病棟ではありませんが糖尿病で入院される方も多く、医師、看護師、管理栄養士、薬剤師、理学療法士、臨床検査技師などの各スタッフ（糖尿病療養指導士）がチームを組んで、生活習慣の改善指導、合併症の治療を行っております。

大腸ポリープの症例が最も多く、早期胃癌や総胆管結石に対する内視鏡的治療、胃腸炎や大腸憩室炎、腸閉塞の診療を多く行っております。
その他に大腸癌、閉塞性黄疸、膵炎に対する侵襲性の低い手術や検査、さらに肝障害や肝硬変の診療を多く行っております。

手術を行う疾患では、鼠径ヘルニアや胆嚢炎、虫垂炎が上位となっています。
また大腸、食道、胃、肝臓、胆道、膵臓、肺癌を中心にがんの診断・治療に全力で尽くしております。
最新のエビデンスやガイドラインに基づいた抗がん剤治療や分子標的治療薬を行い集学的な治療を行っています。

当院の整形外科では主に脊椎や骨折についての疾患を中心とした数多くの疾患に対して診療しております。
急性期一般病棟、回復期リハビリテーション病棟、地域包括ケア病棟の３つの機能がある当院では、医療機能の分化による切れ目のない医療の提供をしております。
急性期一般病棟での早期治療後、在宅復帰に向けて回復期リハビリテーション病棟や地域包括ケア病棟に移り、リハビリテーションを実施することが多いことから、全国の平均在院日数に比べ、在院日数が長くなる傾向にあります。急性期一般病棟に在院する日数は全国平均に比べ、短い実績となっております。

前立腺癌を疑って行われる針生検が最も多くなっております。
次いで尿路感染症の対症療法、膀胱癌の内視鏡的治療が上位となっております。
その他には前立腺肥大症に対する手術、尿管結石の手術等を行っております。

※"-"は該当の患者数が10人未満の場合に表示されます。

透析シャントの血栓除去術を多く行っております。
次いで他疾患に伴う栄養障害に対して、カテーテルの設置や胃瘻の造設を多く行っております。

※"-"は該当の患者数が10人未満の場合に表示されます。

大腸ポリープに対する内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術を最も多く行っています。クリニカルパスの使用により、標準的・効率的な治療が行われており、術前・術後日数の短縮につながっています。次いで早期胃癌、胆石、消化管出血に対する内視鏡治療が上位を占めております。
その他閉塞性黄疸や腫瘍による消化管閉塞に対する内視鏡的ステント留置術、肝癌に対する肝動脈塞栓療法、がんに対する化学療法も行っております。

胆のう炎、鼠径ヘルニアの手術を多く行っております。
悪性腫瘍に対する手術は、開腹・開胸手術を行っているほか、体腔鏡を使った手術にも積極的に取り組んでおり、身体への負担軽減と術後日数の短縮に繋がっております。

※"-"は該当の患者数が10人未満の場合に表示されます。

椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症の手術が最も多いです。
その他に膝関節や股関節の人工関節置換手術、四肢の骨折に対する手術を行っております。
回復期リハビリテーション病棟、地域包括ケア病棟に移りリハビリテーションを実施することが多いため在院日数が伸びる傾向があります。

膀胱癌の手術を多く行っております。その他に尿路結石を取り除く手術や前立腺肥大症に対する手術を実施しております。

※"-"は該当の患者数が10人未満の場合に表示されます。