平成30年度 石川県済生会金沢 病院指標

誤嚥性肺炎の患者さんが最も多いです。高齢の方が多く、在院日数も全国平均より長くなっています。
狭心症の入院では1泊2日の心臓カテーテル検査の入院が多いです。
一般病棟ではありませんが糖尿病で入院される方も多く、医師、看護師、薬剤師、管理栄養士等で構成されたチーム医療で生活習慣の改善指導、合併症の治療を行っております。

大腸ポリープの症例が最も多く、早期胃癌や総胆管結石に対する内視鏡治療、胃腸炎や大腸憩室炎、腸閉塞の対症療法を多く行っております。
その他に大腸癌、閉塞性黄疸、膵炎に対する侵襲性の低い手術や検査を多く行っております。

鼠径ヘルニアの患者さんが多いです。次いで胆嚢炎に対する胆嚢摘出術を多く行っています。
悪性腫瘍の患者が多く抗がん剤治療や放射線治療、手術も行っています。
その他に虫垂炎に対する手術も行っています。

股関節・大腿骨骨折の外科的治療を最も多く行っております。次いで腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症の外科的治療を行っています。
骨粗鬆症の患者さんは高齢の方が多く、加齢に伴い在院日数が長くなる傾向にあります。
その他に、膝関節や股関節の手術を多く行っています。
整形外科で手術された患者さんは、回復期リハビリ病棟、地域包括ケア病棟に移りリハビリテーションを実施することが多いため在院日数が伸びる傾向があります。

前立腺癌を疑って行われる1泊2日の針生検が最も多いです。
次いで、膀胱癌のTUR-BTを施行する患者さんが多くなっています。
他に前立腺肥大症に対する手術や、尿管結石の手術、感染症で入院される患者さんがいます。

透析シャントの血栓除去術は一般病棟で行われることが減ったため数値としては減っていますが、今年度全体では196名に手術が行われております。
次いで胸水・腹水を濾過、濃縮し患者さんの体に再静注する治療（CART）や、他疾患に伴う栄養障害に対して、カテーテルの設置や胃瘻の造設を多く行っております。

大腸ポリープに対する内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術を最も多く行っています。クリティカルパス使用により、標準的・効率的な治療が行われており、術前・術後日数の短縮につながっています。次いで早期胃癌、胆石、消化管出血、に対する内視鏡治療が上位を占めております。
その他に閉塞性黄疸等に対する内視鏡治療、肝癌に対する肝動脈塞栓療法、がんに対する化学療法も行っております。

胆のう炎、鼠径ヘルニアの手術を多く行っております。
悪性腫瘍に対する手術は、開腹・開胸手術を行っているほか、体腔鏡を使った手術にも積極的に取り組んでおり、身体への負担軽減と術後日数の短縮に繋がっております。

椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症の手術が最も多いです。
その他に膝関節や股関節の人工関節置換手術、四肢の骨折に対する手術を行っております。
回復期リハビリ病棟、地域包括ケア病棟に移りリハビリテーションを実施することが多いため在院日数が伸びる傾向があります。

膀胱癌の手術を多く行っております。その他に尿路結石を取り除く手術や前立腺肥大症に対する手術を実施しております。
前年と比較して大きな変化はありません。